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内容説明
戦争報道で、メディアは世界をどう変えたか?権力に対する監視という役割を忘れ、「小泉劇場」に踊るマスコミ。戦争と排外主義に向かう社会のムードは、メディアが先導している。翼賛時代のメディアの役割を撃つ。
目次
崩壊するジャーナリズム
1 戦争を煽る日本のメディア(権力監視機能を果たせないメディア企業;敗戦六〇年目の権力とメディア;瀕死の日本ジャーナリズム)
2 戦争時代のメディア状況(NHKへの政治家の介入と番組改ざん;イラク派兵と広告;日本政府の報道管制 ほか)
3 戦争下のアメリカとメディア(米国からイラク侵略戦争を見る;「デモクラシー・ナウ!」を訪ねて;ニューヨークタイムズ記者クリス・ヘッジスさんに聞く ほか)
著者等紹介
浅野健一[アサノケンイチ]
1948年生まれ。1972年から共同通信記者。ジャカルタ支局長だった1992年、インドネシア・スハルト政権から追放される。1994年4月から同志社大学教員(大学院社会学研究科メディア学専攻・社会学部メディア学科教授)。2002年4月から2003年6月まで、英ウェストミンスター大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。