内容説明
蝦夷地はいつニッポンになったのか。奪われた大地をめぐるアイヌ民族の闘いの記録。
目次
第1部 日本近代の幕開けと蝦夷地併合(植民地争奪戦のなかで;いつ蝦夷地はニッポンになったのか ほか)
第2部 アイヌ保護地制度の誕生と黄昏(「北海道旧土人保護法」の成立とその運用;同化政策(ニッポン化)のはざまで)
第3部 われらの大地が奪われていく―厚岸町アイヌ共有財産の場合(策略は税金の催促から;共有財産引渡書のウソ ほか)
第4部 裁かれるアイヌ共有財産(共有財産の返還手続きへ;一人の共有者の尊厳をかけた訴訟 ほか)
著者等紹介
堀内光一[ホリウチコウイチ]
1949年、北海道阿寒町に生まれる。1972年、東洋大学卒業。釧路新聞記者などを経て、現在ルポライター
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