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内容説明
1940年代、中国工業合作社の若きオルガナイザーが活動拠点とした雲南省麗江の少数民族の生活・風俗・文化の記録。
目次
革命ロシアに生まれ動乱の中国へ
麗江へ、日本軍の空襲をさけて山賊の世界へ
麗わしの古都・麗江
少数民族の集まる市と酒の都・麗江
本拠地を踏み出して地方へ
合作社・生産協同組合の設立
つながりを深めた医療活動
納西族の自立した女性たち
チベット族・天性の商人「女王」にかしづく男たち
さまざまな少数民族
ラマ教(チベット仏教)とトンバ教
身のまわりの精霊たち
自由恋愛と「許嫁」制のはざまで
盛大なる結婚式
ヒトと神と自然が一体となる祭
納西族の古楽
合作社の成果
「解放」時の混乱
去らば麗江
著者等紹介
由井格[ユイイタル]
1934年、長野県川上村に生まれる。1959年、中央大学法学部卒業。現在、雲南・西蔵民族研究会、横断山脈研究会、社会運動史研究会などで活動
佐藤維[サトウツナグ]
1970年、東京に生まれる。1992年、國學院大學文学部卒業。1995~98年、フェローアカデミーにて文学翻訳を学ぶ。その後、文芸書の翻訳に携わる。同人誌『みみくろ』を主宰。現在、NPO「時間湯を守る会」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。