内容説明
ロシア的反乱は20世紀世界が突きつけた問題にどう立ち向かったか。
目次
第1部 ロシア革命とレーニン主義(レーニンの農業・農民理論をいかに評価するか―十月革命後の現実を通して;レーニンと「収奪者の収奪」;ロシア革命と宗教 ほか)
第2部 レーニン主義の思想史的検証(レーニンとオーストリア社会主義;マルクス主義思想史の中のレーニン;日本におけるレーニン像の転換)
第3部 レーニンの経済学・哲学への批判(レーニン帝国主義論の脱構築;レーニン哲学の総括とマッハ哲学への評価―ソ連社会主義とウィーン世紀末の交錯;第一次アジア的生産様式論争とレーニン主義)
著者等紹介
上島武[カミジマタケシ]
1935年生まれ。元大阪経済大学教授
村岡到[ムラオカイタル]
1943年生まれ。『カオスとロゴス』編集長
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