内容説明
三人の殉教者(ニーチェ、イエス、パウロ)を介した新たな文明論の試み。二千年、秘められたキリスト教の謎を解く。
目次
序 アンチ・クリスチャンの私が聖書に取り組む動機
第1章 福音書が描くイエス処刑と復活
第2章 “イエスの死”に立ち会わなかった弟子たち
第3章 イエスは何を目指して口説したのか
第4章 ユダ裏切りはなかったことを明かすユダ福音書
第5章 イエスに“メシアの栄光”を奉げるユダ裏切り
第6章 イエスは民からリンチ殺害を受けたのか
第7章 民衆はローマへの反逆者バラバを釈放させた
第8章 存命中のイエスの実像に迫る散策の旅
終章 ニーチェ、ダーウィンを介した文明論の試み
著者等紹介
小野田襄二[オノダジョウジ]
1938年東京に生れる。1958年埼玉大学入学(文理学部理学科物理専攻)。1961年全学連副委員長、書記長。1962年埼玉大学中退(除籍)。1965年革共同(中核派)政治局員。1967年10月革共同離脱。1968年同人誌『遠くまで行くんだ』主宰。1975年個人雑誌『劫』創刊。1986年~2008年高校進学塾、駿台予備校、日本ジャーナリスト専門学校の講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。