内容説明
紀元前2348年の大洪水。アララト山に漂着したノアの箱船に、鳩はどこからオリーブの葉をくわえてきたのか。伝書鳩伝説の謎を解く。
目次
第1章 すべては聖書「創世記」から始まった(なぜ鳩が「平和のシンボル」とされたのか;鳩がオリーブの若葉をくわえてきたのは… ほか)
第2章 大洪水の起きた年は紀元前二三四八年だ(聖書に出てくる鳩;「天地創造」は紀元前四〇〇四年十二月のことである ほか)
第3章 鳩はどこからオリーブの葉をくわえてきたのか(鳩は洋上を飛ぶことを嫌う;大洪水以前にノアたちの住んでいた場所 ほか)
第4章 ノアの箱船はなぜ人々の心をとらえるのか(鳩の帰巣を可能とするメカニズム;大洪水はなぜ起きたのか ほか)
著者等紹介
吉田和明[ヨシダカズアキ]
評論家・コラムニスト。千葉県館山市生まれ。法政大学経済学部卒業。東京工業大学社会理工学研究科博士課程修了。80年代に総合評論誌『テーゼ』を創刊、主宰。大学やカルチャーセンターの講師を務める。現在、日本ジャーナリスト専門学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。