目次
1 現状批判(現代日本における「労働の世界」の構図;現代日本の社会保障・社会福祉政策の現状と展望;格差と貧困の情報戦―戦後日本の社会政策とシンボル操作;アメリカの介在安全保障と情報スーパーハイウェイ構想―冷戦後アメリカの対日情報政策を中心に;朝鮮民主主義人民共和国への主体的関わり)
2 歴史的分析(戦前企業人の天皇主義;『立正安国論』に於ける信仰と統治に関する一考察;「冬戦争」研究序説―フィンランド軍の戦術と欧州安全保障の断面を焦点に;アイアランド反乱とグラースゴウ大学―ウィリアム・すてぃーる・ディスクスンの場合;構造改革論争前史としての一九五〇年代)
3 思想的起点(経験批判論としての実在認識論の展開―アダム・スミスの認識論の枠組模索未定稿ノート;ヘーゲル『法哲学』の今日的意義―フリードマンの自由把握の批判・克服の指標として;歴史の転換期とヘーゲル;弁証法的「人間―社会―国家」観序説;ビアトリス・ポッターとハーバート・スペンサー―ビアトリスの社会病理学論についての「論争」と社会進化論)
著者等紹介
合澤清[アイザワキヨシ]
現代史研究会主宰、「ちきゅう座」編集長
加藤哲郎[カトウテツロウ]
一橋大学名誉教授・早稲田大学客員教授(政治学)
日山紀彦[ヒヤマミチヒコ]
東京成徳大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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