内容説明
近現代沖縄における、ことばをはじめとする身体的な矯正。沖縄の人びとの前に国民国家・日本が具体的に立ち現れる。
目次
はじめに 方言札―ことばと身体
1 近代沖縄における方言札の出現
2 「南嶋詩人」、そして「国語」―八重山地域における近代学校/“声”と“文字”の相克
3 近代沖縄における公開音楽会の確立と音楽観
4 翻訳的身体と境界の憂鬱
5 沖縄教職員会史再考のために―六〇年代前半の沖縄教員における渇きと怖れ
6 沖縄移民のなかの「日本人性」―近代化と徴兵制から移民を考える
近現代沖縄における、ことばをはじめとする身体的な矯正。沖縄の人びとの前に国民国家・日本が具体的に立ち現れる。
はじめに 方言札―ことばと身体
1 近代沖縄における方言札の出現
2 「南嶋詩人」、そして「国語」―八重山地域における近代学校/“声”と“文字”の相克
3 近代沖縄における公開音楽会の確立と音楽観
4 翻訳的身体と境界の憂鬱
5 沖縄教職員会史再考のために―六〇年代前半の沖縄教員における渇きと怖れ
6 沖縄移民のなかの「日本人性」―近代化と徴兵制から移民を考える