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内容説明
読売新聞パリ特派員として滞仏20余年、敗戦直後の混乱期に帰った、無頼記者・松尾邦之助の私憤的戦後史。ながらく未整理だった遺稿は、言論・文化人たち日本エリートの実態を赤裸々にあばきだす史料であった―いまだ色あせない警句をここに再現する。
目次
第1章 アディオス・エスパーニャ
第2章 日本の土を踏む
第3章 浦島太郎、故郷へ帰る
第4章 「ほがらか読売」の巡業へ
第5章 読売争議に巻き込まれる
第6章 アナーキストのシンパを任じる
第7章 ペンクラブ再建へ挺身
第8章 日本を愛するフランス人
第9章 いつも火付け役、ユネスコ運動
著者等紹介
大澤正道[オオサワマサミチ]
昭和2(1927)年、名古屋市に生まれる。東京大学文学部に入学。もっぱら“松尾サロン”で知的刺激を受ける。卒業後、平凡社入社。かたわらアナキズム系紙誌の編集に携わる。退社後『日本アナキズム運動人名事典』の編纂に従事、現在『トスキナア』世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。