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内容説明
樺太、台湾、朝鮮、中国占領地、南方―。日本が侵略・占領した地域に作られた図書館、それは「皇民化政策」と文化支配の重要な装置であった。知られざる図書館の歴史と戦争責任。
目次
第1章 日本の近代化と図書館
第2章 内国植民地・樺太の図書館
第3章 台湾の図書館
第4章 満洲の図書館
第5章 朝鮮の図書館
第6章 植民地中国の図書館
第7章 南方地域の図書館
第8章 戦争と図書館界
著者等紹介
加藤一夫[カトウカズオ]
1941年北海道生まれ。1970~92年、国立国会図書館職員。その後静岡精華短期大学教授を経て、静岡福祉大学教授(学長)。中東欧近代史・民族問題・国際社会論が専門で、ポーランドを中心に旧社会主義体制の研究を行う
河田いこひ[カワタイコイ]
1941年生まれ
東条文規[トウジョウフミノリ]
1948年大阪生まれ。1975年から四国学院大学・短期大学図書館勤務。『ず・ぼん』編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。