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内容説明
20世紀初め、インディアン学校の教師となった夫とともに、居留地へと赴いたジュリア。子供たちの目の光りに魅了され、素朴な暮らしや儀式に目を見張る彼女は、インディアンの信頼を得て、その生活をカメラを通して記録する。写真に残された「過去」からの贈り物。
目次
招詞
ジュリア
女
衣・食・住
戦士
精神世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fukumasagami
14
20世紀はじめ、ネイティブ・アメリカンの姿を写真におさめたジュリア・E・トゥエル。彼女の写真をとおして当時の居留地での生活を辿る。2022/01/22
うにこ。
1
フロンティアという言葉がアメリカの歴史の中で過去のものになってすぐの時代に、1人の白人女性がシャイアンの居留地で写した写真たちと、それをもとにした民族学的、アメリカ・インディアン史的な様々な話です。 論文とか研究書というよりは、エッセイ寄りかな。 肖像写真とかばかりじゃなく、生活の一部なんかもたくさん残っていて、そういう部分まで撮らせてもらえるくらい信頼関係ができあがっていた彼女が羨ましかったり愛おしかったりするかたわら、そのものすごい資料価値にわくわくしている自分にも気づいたりして。 面白い本です。 2004/05/29
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