内容説明
7年間にわたってビルマを撮り続けた行動派フォト・ジャーナリストによる追真の現地レポート。軍事独裁に抗する少数民族の戦いの最前戦、象と焼畑とジャングルの生活、ビルマ、タイ国境の難民キャンプ、アウンサン・スーチー解放に湧くラングーン…。
目次
プロローグ カレン民族解放闘争崩壊の危機
第1章 アウンサン・スーチーではなく、なぜカレン族か
第2章 辺境で増殖する不信―戦闘激化の序章
第3章 カレン族とは?
第4章 焼畑米と山地カレンの伝統的生活
第5章 野生象―熱帯雨林のブルドーザー
第6章 民族対立を望むのは誰だ
第7章 シティボーイたちの解放区
第8章 仏教徒ランボーの人生哲学
第9章 強制労働か越境か
エピローグ 解放されたアウンサン・スーチー―第二のビルマ独立闘争