出版社内容情報
かつては、みんなに基礎教育をどううながしていくかが、キーポイントであった。
しかし、徐々に基本的教育が進み、資本主義が浸透してくると、次に必要なのが個性
を育てるための教育の方法となった。スズキ・メソードは、そのような才能を活かす
教育方法として新たな展開を見せ始めている。
【目次】
■座談会《スズキ・メソードの今日的意義》
(豊田耕兒・中嶋嶺雄・大島眞・秋山博介)
■スズキ・メソード概論
・音楽による幼児教育(豊田耕兒)
・才能教育(スズキ・メソード)の理論(本多正明)
・スズキ・メソードの誕生を探る(蔵持典与)
■幼児教育とスズキ・メソード
・脳発達とスズキ・メソード(松本元)
・「感育」とスズキ・メソード(鈴木正幸)
・幼児教育学からみたスズキ・メソード(秋山俊夫)
・幼児教育環境とスズキ・メソード(草野篤子)
・スズキ・チルドレンの今・昔(大島 眞)
■学術研究としてのスズキ・メソード
・スズキ・メソードと子どもの英語学習(小野 博)
・中・高に対するスズキ・メソードの意味(山崎 稔)
・国立大学における教育・研究とスズキ・メソード(高石道明)
・高齢者教育とコラボレーション(秋山博介)
■音楽教育としてのスズキ・メソード
・音楽脳とスズキ・メソード-言語と音楽機能の局在と転移効果をめぐって-(栗原豪彦)
・才能教育バイオリン教室の事例のひとつとして(小林庸男)
・スズキ・メソード「キラキラ星変奏曲」に見る「型からの学習」について(村尾忠廣)
・日本の音楽教育とスズキ・メソード(吉本隆行)
・スズキ・メソードとの私の出会い(星野一正)
・スズキ・メソードの国際性(鈴木裕子)
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- 社会学思想小史
