出版社内容情報
青年の卒業後の進路は多様化しているが、一方でフリーターのように就職も進学
もしない青年の増加も顕著である。本号では、フリーター増加の社会的背景、
彼らの心理社会的意味を検討するとともに、産業界の受け止め方、さらには学校教育
における進路指導との関係を見ていくことにする。
【目次】
■フリーター事始め
・フリーター現象の心理社会的意味(後藤宗理)
・教師『坊ちゃん』の就職活動と転職(大野木裕明)
・調査研究からみたフリーター-フリーターの働き方と職業意識-(下村英雄)
・企業経営からみたフリーター批判(三宅章介)
・キャリア発達の視点から(金井篤子)
■フリーターの光と影
・フリーターたちよ、自ら未来を切り拓け(鈴木雅子)
・現代フリーター考(伊藤彰茂)
・フリーターとジェンダー(伊藤裕子・菰田孝行)
・親との葛藤から見たフリーター-複数の事例による検討-(長峰伸治)
・青年期の心理とフリーター(白井利明)
■学校の進路選択とフリーター
・進路選択の現状(若松養亮)
・小学校の進路教育とフリーター(高綱睦美)
・中学校の進路教育とフリーター(白木みどり)
・高校生の進路選択(浦上昌則)
・短大生・大学生の進路選択から見たフリーター(髙村和代)
・進路診断テストの効用と限界(横山明子)
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