出版社内容情報
【主要目次】
■はじめに
■熊野信仰と美術
・彫刻
・絵画
・書跡
・工芸
・考古遺品
■熊野曼荼羅
・熊野曼荼羅の図像の魅力
・熊野曼荼羅に関するこれまでの研究
・熊野の主神と眷族神
・本稿で考察の対象とする熊野曼荼羅
・熊野曼荼羅の構図による分類(一)
・熊野曼荼羅の構図による分類(二)
■熊野曼荼羅の諸神の図像
〔コラム〕熊野の森 (楠本弘児)
・図版目録
〔特別寄稿〕熊野比丘尼と弘通活動
―勧進比丘尼から浮世比丘尼への変容―(林 雅彦)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
1
g086、山岳信仰というと修験道を指すのかなとも単純に考えてしまうんですが、ここで語られていたのは大雑把に神仏習合による作品(それ自体は見ればわかるというか、モチーフの混在はわりとはっきりしてるよね)。それぞれの意味や実際の建築物とのズレから年代を解こうとするということが行われていたので新しい本じゃないかな? と思ったらば2005年か。熊野三山神社も今の形になったのはだいぶ時代が新しいというか、記録の残る時代ということから知らなかったんですが、それこそ伝えられている美術品からわかる部分もあるんだろうなぁ。2016/09/12




