城の鑑賞基礎知識

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城の鑑賞基礎知識

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  • サイズ B5判/ページ数 279p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784784301638
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C1070

出版社内容情報

【内容紹介】
■第1章
何に注目して城を鑑賞すればよいかをカラーで図示。この本に取り上げていることの概要がわかる。

■第2章
 この章の「防御と攻撃」は、城の持つ中心的テーマである。例えば城壁・櫓・土塀などの、到る所に仕掛けられた「狭間」や「石落」「忍返し」などは、石や鉄砲など限られた武器しかない時代に、それを充分に活用するためには如何なる建築構造であるべきかを熟慮した産物といえる。
 城壁の穴も開けられた位置によって、鉄砲用か、弓矢用か異なり、些細な穴や凸凹も、防御・攻撃として大きな意味を持つ。縄張りなど、軍学(兵法)上のさまざまな工夫を知ることができる。

■第3章
 天守の形式(望楼型天守と層塔型天守)の系譜を年代順に図解。またその「破風」「廻縁」「窓」「壁面」「鯱」など、意匠・構造と技術の関係を詳述。
 天守・櫓・城門などの建築技法は言うに及ばず、石垣の積み方などの種類や技法を詳細かつ簡明に述べている。
 尚、この章に添付した一覧表(天守・櫓・城門・土塀)は、既に焼失したものも含まれており、学究のためには貴重といえる。

■第4章
 御殿を中心に、藩主の住居(すまい)として建物をとりあげた。
武家諸法度のもと、唯一増改築の規制をうけなかった御殿は、変転する藩主達の有り様と、城内における武士達の華美な生活状況を示してくれる。
 特に風呂・便所・蔵・番所など附属建築も丹念に解説。

■第5章
 この章は城の歴史と地域性の二面から特集。
歴史の項では、韓国の山城(やまじろ)などを例に、古代から幕末に至る歴史的流れを解説。一方地域の項では、日本全国の城を地域別に網羅した。

巻末には城の語句索引と、地域別城郭目録を収録。後者には今回不掲載の城も含め全国の城一覧を掲載。またこの本に掲載した城の写真が天守・櫓・石垣等々、各部所別に索引できるようになっている。


【編集部より】
 城は見るだけで私たちの心を癒してくれることは確かである。城はその表面からは到底窺いしれない歴史や技術、作る人・住む人、そして戦う人たちの様々な苦悩や喜び悲しみも秘めている。城の本当の見方とは、そうした見えないものも見ることにあるのではないか。
そのような意味でこの本を編集しました。

【著者紹介】
三浦正幸(みうら まさゆき)
1977年、東京大学工学部建築学科卒業。工学博士。広島大学工学部建築計画学科助教授を経て、現在、同大学文学部文化財学講座教授。

【著者の言葉】
 本書には、城鑑賞に必要な知識はほぼ網羅した。しかも単なる基礎知識だけでなく、これまで誤って伝えられた城の常識を根本的に改め、最新の研究成果をわかりやすく加えました。だれでもが容易に城の専門家になれるように。

内容説明

日本の城の美しさは、疑うことなく世界一である。石垣や土居、天守や櫓や城門、それらをまとめて全体として眺めても、個々の要素を一つずつ見ても美しい。それは、本来は軍事施設でありながら、外見の美にこだわりを持って築かれたからにほかならない。そんな城の鑑賞に必要な基礎知識が本書には詰まっている。しかも単なる基礎知識ではなく、これまでの誤った城の常識を根本的に改め、最新の研究成果を分かり易く加えてある。だれもが容易に城の専門家になれるはずである。

目次

1 鑑賞のための基礎知識
2 防御と攻撃に関する基礎知識
3 技術と構造に関する基礎知識
4 生活・運営を知る基礎知識
5 城の歴史と地域性を知る基礎知識

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイヤキ

1
NHKの大河ドラマのせいで歴史なんか嫌いになってしまったのです。2012/07/10

蘇芳

0
資料

katashin86

0
同著者の「城のつくり方図典」が写真が多くビジュアル的で一般向けであるのに対し、こちらは「基礎知識」とあるもののかなり専門用語も多くマニアックで学術的。 内容はかなり充実しているのでお城ファン、特に石垣や門、櫓について深く知りたいひとには好適。2018/04/11

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