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内容説明
水墨画は絵画の技術と画法の総合的世界である。その画法や技術は、時代のそして人と社会の創造的精神の関わりの中で工夫創造されるもので、絵画史における画法と技術の持つ意味はもっと重んじられていい。少なくともそのような知識を持つことによって、水墨画を歴史的にも深く理解することが可能である。本書はそのような立場に立って水墨画の理解を進めようとする書である。
目次
1 画題からみた水墨画
2 紙絵と絹絵の技術に関する基礎知識―中国水墨画にその源流を追って
3 筆と墨と賦彩の画法に関する基礎知識
4 山水画の構成と表現法に関する基礎知識
5 日本の水墨画の流れに関する基礎知識
6 文物交流と舶載絵画に関する基礎知識―大陸文化への同化、その過程と変遷