『〓〓(ほき)内伝金烏玉兎集』の研究―その成立と中世仮名暦の展開

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『〓〓(ほき)内伝金烏玉兎集』の研究―その成立と中世仮名暦の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784221219
  • NDC分類 449.81
  • Cコード C3021

内容説明

『〓〓内伝金烏玉兎集』は安倍晴明撰に仮託され、中世から近世にかけて広く流通した暦書であるが、従来その成立背景は不明のままであった。本書は多彩な史料と詳細なテキスト分析をもとに、天台顕密仏教圏で仏教・牛頭天王信仰と暦が結びつき、『〓〓』が成立したこと、それと共に、その狙いが各地で普及し始めた中世仮名暦を通した、仏教教化の拡大にあったことを指摘。また、これに対抗して「摺暦座」を立ち上げ、京暦(のちの大経師暦)を発行した暦道賀茂氏の動向も詳論して、中世における暦をめぐる動態を明らかにした。さらに古態本の翻刻・書き下し文、古活字版の影印も収録。『〓〓』研究の基本図書にして、決定版である。

目次

序文 〓〓研究をめぐる課題
第一章 『〓〓内伝金烏玉兎集』の成立と仏教(〓〓とはどのような書か;牛頭天王と密教;暦の主宰者牛頭天王;祇園社と〓〓の関わり)
第二章 『〓〓内伝金烏玉兎集』の諸本―古態本の検討(〓〓の諸本;古態とその整理;〓〓の「暦道」観)
第三章 中世仮名暦と『〓〓内伝金烏玉兎集』(中世仮名暦の展開;陰陽道にない凶日の流行;〓〓暦注の社会的影響)
第四章 暦道賀茂氏の滅亡と近世の仮名暦(暦道賀茂氏による〓〓への対策;賀茂氏の滅亡と編暦者の移動;地方暦と暦注の統一)
史料篇(『〓〓内伝金烏玉兎集』古態本〈天理大学附属天理図書館所蔵楊憲本〉翻刻・書き下し文;慶長十七年古活字版『〓〓内伝金烏玉兎集』第一冊巻一・巻二影印)

著者等紹介

山下克明[ヤマシタカツアキ]
1952年、千葉県船橋市に生まれる。青山学院大学文学部史学科卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(歴史学、青山学院大学)。現在、大東文化大学東洋研究所兼任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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