日文研・共同研究報告書<br> 植民地帝国日本とグローバルな知の連環―日本の朝鮮・台湾・満洲統治と欧米の知

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日文研・共同研究報告書
植民地帝国日本とグローバルな知の連環―日本の朝鮮・台湾・満洲統治と欧米の知

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  • サイズ A5判/ページ数 672p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784220915
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3021

内容説明

日本本国と植民地台湾・朝鮮、「満洲」で形成された帝国の知は、西欧の知といかなる連環性をもっていたのか。知識人による欧米の新思想の受容と利用、植民地大学での学知生産と現地社会との関係、そして解放後の知の再編などの、ひとつひとつの事例を追っていくことで、西欧の知と帝国の知の交錯、そして西欧の知を淵源とする日本人と被支配民族の知の対抗/協調/変奏関係を読みとく。多様な専門をもつ一八人の論者が、それぞれの視点から帝国日本の知の歴史とその世界史的意義を考えた国際日本文化研究センター共同研究の成果。

目次

第1部 研究の現状と本書の梗概
第2部 日本本国における知の形成と植民地
第3部 科学と帝国主義
第4部 植民地医学の形成と展開
第5部 植民地大学における知の生産
第6部 植民地現地の知と被支配民族

著者等紹介

松田利彦[マツダトシヒコ]
京都大学大学院文学研究科現代史学専攻後期博士課程単位取得修了、博士(文学)。国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授

陳〓湲[ジンジョンウォン]
東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了、博士(文学)。(台湾)中央研究院台湾史研究所副研究員

やまだあつし[ヤマダアツシ]
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位修得退学、文学修士。名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授

通堂あゆみ[ツウドウアユミ]
東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻博士課程修了、博士(文学)。武蔵高等学校中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

13
日文研における共同研究成果物。日本の植民地の統治者側と被支配者側の関係性に「知」の要素を絡めグローバルな視点から日本帝国の歴史像をとらえ直す試み。各分野の研究者による個々の論考はどれも専門性が高く、一般読者としては些か敷居が高い印象。そんな中で注目したのは、蛇毒や寄生虫対策や脚気などの医療分野に関する部分。とりわけ蛇毒に関しては、奄美のハブの蛇咬症治療や予防の取り組み、台湾での抗蛇毒血清開発研究など一連の経緯と、当時の医科学研究者の大東亜共栄圏を意識した使命感なども相まってとても興味深いものがあった。2026/06/16

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