- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
目次
序論 大衆の表現
1 メキシコ・イストリエタの(再)発見(メキシコの知られざる大衆漫画「イストリエタ」―民俗文化としての漫画表現;イストリエタ・サルバヘからグラフィック・ノベルへ―移行期におけるメキシコ大衆コミック;群衆の読み物 偉大なる「バジェナ・イルストラーダ」の誕生、その栄光と衰退―メキシコのイストリエタをめぐる歴史叙述;メキシコのイストリエタ雑誌の歩み)
2 イストリエタを読む(子ども;ヒーロー;恐怖;革命)
3 エピローグ(イストリエタ試論―都市民俗とフォーディズムの闘争として)
著者等紹介
エルナンデス,アルバロ[エルナンデス,アルバロ] [Hern´andez H.,´Alvaro D.]
1983年生まれ。国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。専門は文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
62
一昔前の日本の貸本マンガ、みたいなイメージか。 メキシコ土俗化マンガ。 ルチャリブレの実在人気ルチャドールがマンガのヒーローになったエルサント、白銀のマスクマン、が面白い。正義の味方、いきなり殺されて息子に世襲。ルチャも世襲多し。 日文研の研究プロジェクト ほとんど論文。 前半難、後半面白い2022/09/06
つまみ食い
7
この本を読むまで全く知らなかったが、20世紀後半までメキシコは世界的にも稀有な「日刊漫画雑誌」があったほどの漫画大国だった。そうしたメキシコの漫画「イストリエタ」について、論じたアンソロジー。ルチャリブレや映画などメキシコのカルチャーに興味ある人にはおすすめ。2025/06/04