賢者の王国 愚者の浄土―日本中世誓願の系譜

個数:

賢者の王国 愚者の浄土―日本中世誓願の系譜

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月17日 23時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784219582
  • NDC分類 188.6
  • Cコード C3015

内容説明

平安初期から院政期にかけて、みずからがもつ知識と財力によって理想的世界を実現する義務を負っている「賢者」としてふるまい、人々を悟りへと導こうとした文人貴族や摂関家の有力者、天皇・上皇がいた。一方、中世初期には、人は仏の誓願の力によってしか救われない存在であると気づき、自らは「愚者」であると自覚した法然とその周辺の人々があらわれた。過去の「賢者」と「愚者」がそれぞれに構想していった理想世界を、彼らの誓いの言葉を通して追うことで、日本浄土思想史に新たな知見を示す。

目次

第1部 賢者の王国(菅原道真の仏教信仰;「狂言綺語は讃仏乗の因とす」―勧学会とは何だったのか;院政―天皇と文人貴族たち)
第2部 愚者の浄土(貞慶の『舎利講式』と『愚迷発心集』―愚かであること(一)
法然の語り―愚かであること(二)
法然の継承者たち)

著者等紹介

工藤美和子[クドウミワコ]
1972年福岡県生。1995年九州女子大学文学部国文学科卒業。1996年佛教大学専攻科仏教学コース修了。1998年佛教大学専攻科仏教看護コース修了。2000年佛教大学大学院文学研究科仏教文化専攻修士課程修了。2005年佛教大学大学院文学研究科仏教文化専攻博士課程修了。博士(文学)。現在、華頂短期大学総合文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品