日本中世の民衆・都市・農村

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日本中世の民衆・都市・農村

  • 小西 瑞恵【著】
  • 価格 ¥9,350(本体¥8,500)
  • 思文閣出版(2017/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784218806
  • Cコード C3021

出版社内容情報

都市とそこに生きた民衆、武士、悪党、女性、そしてキリスト教徒の姿を再検討し、これまでの理解とは異なった中世の社会を甦らせる。
前著『中世都市共同体の研究』に続く中世史研究の集大成。

第一部 中世都市論―大山崎と堺を中心に―

第一章 都市大山崎の歴史的位置
    一 都市大山崎の学説史と問題点
    二 港湾都市大山崎についての諸問題
    三 大山崎・京都・淀
    四 中世都市から近世都市への変容

第二章 都市大山崎と散所
    一 散所についての研究史と問題点
    二 摂関家山崎散所と長者衆
    三 三浦家文書と宿長吏
 
第三章 中世都市の保について
    一 学説史と問題点
    二 宇治の番保について
    三 祇園社・松尾社の祭礼神事役と大政所保および北野社西京七保
    四 八幡宮大山崎神人と上下十一保

第四章 堺荘と西園寺家
    一 西園寺家とその所領
    二 南北朝時代における摂津国堺荘の支配関係


第二部 畿内近国の荘園と武士団

第一章 中世畿内における武士の存在形態―摂津渡辺党と河内水走氏、山城槇島氏・狛氏―
    一 武士論の問題点
    二 「中世における畿内の位置」と渡辺党
    三 河内国水走氏と供御人の存在形態
    四 山城槇島惣官と山城国人狛氏

第二章 悪党楠木正成のネットワーク
   一 得宗被官楠木正成
   二 正成が根拠地とした荘園
   三 楠木正成と平野将監

第三章 東大寺領播磨国大部荘についての一考察
    一 大部荘の開発と支配地域について
    二 荘園領主東大寺の支配の変遷
    三 大部荘の悪党について
    四 大部荘と水上交通


第三部 都市と女性・キリスト教

第一章 「鉢かづき」と販女(ひさめ)―女性史からみた御伽草子―
   一 日本中世史からみた御伽草子
   二 「鉢かづき」の物語と由来
   三 「鉢かづき」物語の誕生

第二章 中世都市の女性とジェンダー
    一 職人歌合にみえる都市の女性
    二 中世ヨーロッパの女性職人・商人
    三 女性の社会的地位の変化について

第三章 一六世紀の都市におけるキリシタン女性―日比屋モニカと細川ガラシャ―
    一 堺と日比屋モニカ
    二 大坂と細川ガラシャ
    三 女性史からみたガラシャとモニカ

第四章 埋もれた十字架―天正遣欧使節と黄金の十字架―
   一 黄金の十字架の発見
   二 栖雲寺蔵「伝虚空蔵菩薩画像」と有馬晴信
   三 島原の乱と黄金の十字架―おわりに―


あとがき
索引(人名/事項)

小西 瑞恵[コニシ ミズエ]
1942年三重県生。1967年京都大学文学部文学研究科修士過程修了(国史学専攻)、博士(文学)。昭和薬科大学助手・講師を経て1980?2013年まで大阪樟蔭女子大学学芸学部講師・助教授・教授。

内容説明

都市とそこに生きた民衆、武士、悪党、女性、そしてキリスト教徒の姿を再検討し、これまでの理解とは異なった中世の社会を甦らせる。前著『中世都市共同体の研究』に続く中世史研究の集大成。

目次

第1部 中世都市論―大山崎と堺を中心に(都市大山崎の歴史的位置;都市大山崎と散所;中世都市の保について;堺荘と西園寺家)
第2部 畿内近国の荘園と武士団(中世畿内における武士の存在形態―摂津渡辺党と河内水走氏、山城槙島氏・狛氏;悪党楠木正成のネットワーク;東大寺領播磨国大部荘についての一考察)
第3部 都市と女性・キリスト教(「鉢かづき」と販女―女性史からみた御伽草子;中世都市の女性とジェンダー;一六世紀の都市におけるキリシタン女性―日比屋モニカと細川ガラシャ;埋もれた十字架―天正遣欧使節と黄金の十字架)

著者等紹介

小西瑞恵[コニシミズエ]
1942年三重県生まれ。1965年京都大学文学部卒業、1967年同文学研究科修士課程修了(国史学専攻)、博士(文学)。昭和薬科大学助手・講師を経て、1980~2013年まで大阪樟蔭女子大学学芸学部講師・助教授・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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