目次
第1部 マンガの世界―アメリカ漫画からマンガへ(物語マンガの発展―日本・アメリカ・フランスで、どう異なるのか;アジアにおけるマンガの特徴と現状;日本マンガの現状と特徴;試論:なぜ「未来マンガ」に未来はないか)
第2部 バンド・デシネ―風刺から始まる(フランス漫画の原点―グランヴィル、ガヴァルニ、ドーミエ;バンド・デシネの遺伝子とその進化論;『タンタン』と『アステリックス』の日仏受容―2つのバンド・デシネにみる“ベルギー性”と“ガリア主義”;開かれた輪郭;『坂道のアポロン/Kids on the slope』マンガ共同翻訳のプロセス、可能性とその意義)
第3部 マンガ―読むひと・描くひと・訳すひと(対談:“食”を描くということ―漫画家の現場から;全体討論:日仏マンガ文化の交流―ヒストリー・アダプテーション・クリエーション)
著者等紹介
石毛弓[イシゲユミ]
1970年生。龍谷大学文学部哲学科哲学専攻修士課程修了。イギリスのダーラム大学人文学部哲学科博士課程修了。大手前大学現代社会学部准教授。専門は西洋哲学
柏木隆雄[カシワギタカオ]
1944年生。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了、神戸女学院大学助教授を経て大阪大学文学部教授(仏文学講座)、放送大学大阪学習センター所長。現在大手前大学学長、交流文化研究所長。パリ第7大学第3期博士、日本フランス語フランス文学会会長
小林宣之[コバヤシノブユキ]
1953年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。大手前大学メディア・芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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