幕末・維新の西洋兵学と近代軍制―大村益次郎とその継承者

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  • サイズ A5判/ページ数 322,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784217700
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C3021

内容説明

幕末・維新の動きの中で、先人たちは国際環境に自らをどのように位置づけ、どのように西洋から兵学を受容し軍制を確立していったのか―。日本という近代国家形成と国民形成の推進に大きな役割を果たした軍隊の創設の軌跡を、大村益次郎とその遺志をついだ山田顕義らの動向にたどり、その政治史上の特性を探る。

目次

第1章 幕末期における洋式兵学の位相
第2章 大村益次郎における西洋兵学の受容
第3章 大村益次郎における西洋兵学の実践―幕末
第4章 大村益次郎における西洋兵学の実践―明治
第5章 大村益次郎の遺訓―大島貞薫と大坂兵学寮の創業
第6章 遺訓の実現―陸軍の仏式統一と「徴兵規則」の制定
第7章 廃藩置県と徴兵制度の確立―「徴兵規則」と「徴兵令」の関係性
第8章 「徴兵令」と山田顕義

著者等紹介

竹本知行[タケモトトモユキ]
1972年山口県生。1996年同志社大学経済学部卒業。1999年同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士前期課程修了。2005年同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程退学。2008年同志社大学博士(政治学)。2012年同志社大学法学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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