軍事技術者のイタリア・ルネサンス―築城・大砲・理想都市

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784216253
  • NDC分類 392.37
  • Cコード C3022

目次

序章 軍事技術とルネサンス期イタリアの社会
第1章 ルネサンス期イタリアの戦争・武器・傭兵
第2章 フランチェスコ・ディ・ジョルジョの城砦設計と「戦術」
第3章 ルネサンスの築城術における合理性追求と古典再解釈
第4章 都市防衛を超えて:16世紀の築城術
第5章 築城術と「国家の防衛」戦略
終章 軍事技術の変遷がもつ歴史的意味
資料篇

著者等紹介

白幡俊輔[シラハタシュンスケ]
1978年大阪府生まれ。2001年同志社大学文学部卒業。同年、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程入学。2004年イタリア・ローマ大学「サピエンツァ」建築学部留学(2006年帰国)。2010年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。現在、関西学院大学客員研究員。専門、軍事技術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

5
面白かった。大砲が出る前と出た後の築城の変遷。ローマ時代は円形の砦と高い壁が最強と言われていたが、大砲や鉄砲が出てきてからは、抜かれない分厚い壁、衝撃を減らす壁の傾斜、多角形型の稜堡(砦のどこからでも壁にとりついた敵兵を撃てるようにするための構造)が大事になった。けれど最初から最適解にたどり着いたわけではなく、ルネッサンス的な砦の擬人化などもあって、と当時の築城家の思考の変遷もたどるが、こっちは正直面白くなかったかな。ただ城の話はとても良かった。欧州の城塞の写真を見ると、たちまち意味が分かるようになった。2024/10/13

ゴジラ 芹沢

1
大砲ってついているけど、築城メインだな。「戦争の世界史」ではあっけなく完成した稜堡式まで結構時間がかかっている2016/04/17

toriarii

1
名著。15~16世紀、戦争に火器が使用された、ルネサンスイタリアの築城を中心とした技術的変遷を解説している。技術的な知識、知見が無くとも近代西欧史の基礎知識があれば内容はつかめる。論旨、各章の構成もすばらしい。軍事テクノクラートとしてイタリアの建築家たちが、古典解釈のみでなく、火器を利用・対抗するため、実務的なアプローチを交えて各都市の城砦建設に携わっていたこと。酷評されがちなイタリア傭兵制がイタリア諸都市の経済的な合理性から成立し、効果的な軍組織であったことがわかる。興味があるならば一読をおすすめする。2014/09/25

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