目次
1 “世界”からみた「漱石」(“地方”と“世界”の間で―漱石の「グローカリズム」と「明治の精神」;異文化の対話―豊子〓(がい)「縁」と夏目漱石「ケーベル先生」
“知”の覇権へのまなざし―漱石『虞美人草』と張文環『芸妲の家』を中心に
精神病者をどう描くか―チェーホフ、中村古峡と漱石 ほか)
2 “世界”をまなざす「漱石」(漱石作品と思想―熊本との関連から;漱石『文學論』の布石―熊本時代に書いた三つの評論;第五高等学校時代の夏目漱石―論説「人生」を読む)
著者等紹介
坂元昌樹[サカモトマサキ]
1968年生。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程単位取得退学。熊本大学文学部准教授
西槇偉[ニシマキイサム]
1966年生。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。熊本大学文学部准教授
福澤清[フクザワキヨシ]
1951年生。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。熊本大学文学部文学科超域言語文学コース教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。