内容説明
『続日本紀』薨卒伝の54人の伝をそれぞれ章として現代語訳、訓読文、原文、語句解説、考察を記載。
目次
『続日本紀』の薨卒伝について
道昭和尚―三蔵法師の弟子
道首名―地方政治家の模範
道慈法師―仏教界の巨星
僧玄〓(ぼう)―怨霊に狙われた高僧
行基和尚―菩薩と崇められた高僧
多治比広足―橘奈良麻呂の変に連座した
光明皇后―天平のファーストレディ
巨勢関麻呂―伯父の家を継ぎ公卿になった
紀飯麻呂―参議で病没した仲麻呂派官人〔ほか〕
著者等紹介
林陸朗[ハヤシロクロウ]
1925年生まれ。1949年國學院大學卒業。國學院大學教授・文学博士。同大學文学部長、大學院委員長、國學院短期大學学長をへて、現在國學院大學名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫草
8
序説で続日本紀の薨卒伝についての分析や検討、その後その54人の薨卒伝すべてについて現代語訳、訓読文、原文、語句解説、考察が書かれています。54人は、吉備真備や藤原仲麻呂のような教科書にも載ってる有名人だけでなく、よく知らない人もいますが、当時は多分大有名人。だいたいが藤原四兄弟の子どもか孫、あとは「~の乱」で活躍した人とかです。高くて買えなくて図書館で借りたんですが、返却期限を気にしながら急いで読む本ではないです。こうやって続日本紀を読むのかっていう、勉強の仕方がわかるような教科書みたいな本でした。2022/05/18
-
- 電子書籍
- ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 角川…
-
- 電子書籍
- しんぷる登山地図 六甲山