出版社内容情報
太平洋戦争への決定的転換点であり、日本の対中国政策の破綻でもあった日中戦争の原因について、歴史学から考察する。
目次
日中戦争論ノート―問題提起
第1部 第一次世界大戦後の日中関係(石井・ランシング協定の前提;新四国借款団に関する一考察―ワシントン会議にいたる列強と中国民族運動の対抗;第一次世界大戦後の中国問題と日本帝国主義)
第2部 南潯鉄道と日本帝国主義(五四運動と南潯鉄道;一九二〇年代日中関係における「大蔵外交」の展開―駐華大蔵財務官公森太郎の記録から)
第3部 日中戦争(一九二〇年代日本軍部の対中国「二重政策」―林弥三吉・本庄繁の諜報活動を中心に;日中全面戦争の国際的条件;日本軍の中国中南部侵略―呂集団作戦について ほか)
著者等紹介
明石岩雄[アカシイワオ]
1947年大阪府生まれ。京都大学文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科博士課程(国史学専攻)満期退学。奈良大学文学部史学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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