目次
第1部 太宰文学の女性像(太宰治の女性像―三つの階層を中心として;『晩年』の女性像―「下層」の女性を中心として;「美少女」の女性像―ギリシャ神話を視座として;「千代女」の女性像―「綴方」と「小説」の差異を把握できなかった和子;「おさん」の女性像―妻像をめぐって;『斜陽』の女性像―西洋美術を中心として;『人間失格』の女性像―『暗夜行路』との比較を中心として)
第2部 太宰文学の素材(「角力」論―「忠直卿行状記」『暗夜行路』の影響をめぐって;「魚服記」―『山の人生』との比較を中心として;太宰治と絵画;太宰治の書風―「偽造太宰治書簡」を中心として;『もの思ふ葦』の執筆資料―ダヴィンチ伝を中心に)
著者等紹介
青木京子[アオキキョウコ]
1950(昭和25)年大阪府生まれ。佛教大学大学院修士課程(国文学専攻)を経て、2005(平成17)年佛教大学大学院博士課程文学研究科国文学専攻修了・博士(文学)。佛教大学非常勤講師。大阪医療福祉専門学校非常勤講師。京都府医師会看護専門学校非常勤講師。日本近代文学会・昭和文学会等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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