散所・声聞師・舞々の研究

世界人権問題研究センター【編】

思文閣出版（2004/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 480,／高さ 22cm
• 商品コード 9784784212194
• NDC分類 361.86
• Cコード C3021

目次

序章　散所の概要と研究の経緯
第１章　洛中の散所
第２章　山城国の散所
第３章　近江国の散所
第４章　座談会・散所とはなにか
第５章　史料・年表・文献目録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Rollin']

平安から室町にかけての散所研究の集大成。宿・河原者などとの違いに言及されるが、被差別民との関わりについては、まだまだ研究される必要があるとのこと。都市における掃除という行為が重要視されていたと言うことは、ハイチを例に考えても、現代都市論につながっていきそうである。

2010/04/10