出版社内容情報
今までの研究には福祉ボランティアへの偏りが見られることから、本書では研究の立ち後れている国際ボランティア団体に注目。調査の被験者として阪神淡路大震災の被災者救援・復興に関わったボランティアなども含め、ボランティア団体参加者の動機づけ、軽負担ボランティア活動に関する市場などを調査・研究し、望ましいボランティア像を探る。
目次
第1部 ボランティア調査の現在(市民活動と国際ボランティア;震災ボランティアのその後―兵庫区ボランティアの調査より;軽負担ボランティアへの動機づけ;当事者の考えるボランティア)
第2部 国際ボランティアの諸問題(自由記述調査による仮説の提起;活動内容とボランティアニーズ;ボランティア・ニーズの構造;組織運営上の障害;生活者としてのボランティア)
著者等紹介
古川秀夫[フルカワヒデオ]
1959年生。龍谷大学国際文化学部助教授
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