出版社内容情報
内容紹介
多発性硬化症という難病におかされ、目も見えず、首から下の感覚もなく、
呼吸も微弱な状態で、妻として、母として、真摯にいのちと向き合って生き
た女性が、ボランティアの口述筆記によって遺した、神への感謝といのちへ
の讃歌。
内容説明
難病の多発性硬化症で死去した著者の遺稿集。
目次
いのちをそっと抱きしめて
神さまからの贈りもの
人生という愛
小さくされた人々
母の祈り
愛しています
著者等紹介
阿南慈子[アナミイツコ]
1954年福知山市生まれ、翌年受洗。4歳から京都市在住。平安女学院短期大学キリスト教科、英知大学文学部神学科卒業。1981年阿南孝也と結婚、一男一女の母。31歳で難病の多発性硬化症と診断され、車椅子の生活となる。33歳で失明し、その後首から下の感覚をすべて無くすが、人工呼吸器を使用しながら、多くのボランティアの口述筆記の助けを借りて、詩やエッセイ、童話などを執筆。2000年11月7日帰天、享年46歳
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