出版社内容情報
内容紹介
明治期の京都における日本画の近代化をテーマに竹内栖鳳の画業の展開と同
時に教育活動を解明
美術工芸学校におけるテキストである運筆手本の研究、教育効果の表れであ
る卒業制作の研究を通じて、きわめて実証的に美術教育の変遷を明かす
目 次
序章
第一章 明治期、京都の日本画の変化
第一節 「美人画」の変貌
第二節 「裸体画」の出現
第三節 「山水画」から「風景画」への移行
第四節 「唐獅子」から「動物画」への移行
第二章 栖鳳の近代日本画
第一節 栖鳳の人体表現研究
第二節 栖鳳の空間表現・遠近法
第三節 栖鳳の人物画
第四節 栖鳳の近代日本画
第三章 栖鳳と京都市立美術工芸学校
第一節 美術工芸学校・運筆手本の研究
第二節 美術工芸学校・卒業制作の展開
第三節 画学校の歴史的役割
第四章 結論
内容説明
本書は明治から大正にかけての京都における日本画の展開を考察しようとしたもので、主に竹内栖鳳の生涯の前半期の作品の考察を行い、その展開の内容と時期を具体的に把握してゆこうとした。
目次
序章
第1章 明治期、京都の日本画の変化
第2章 栖鳳の近代日本画
第3章 栖鳳と京都市立美術工芸学校
第4章 結論




