出版社内容情報
第1章 京都と京都企業
第1節 京都における企業の近代化とその特質
第2節 京都の地域特性と経済規模
第3節 京都の産業構造の変化と再生の可能性
第2章 京都企業の実態
第1節 調査方法と分析枠組み
第2節 企業の概要と沿革
第3節 京都の企業の理念
第4節 経営者特性と現状認識
第5節 販売と実績
第6節 経営戦略と組織
第7節 京都企業の類型別戦略対応
第8節 京都企業の特性と強さ
第3章 京都産業と他地域の産業活性化比較
第1節 燕市の金属洋食器・ハウスウェア工業の事業転換
第2節 中小企業施策と坂城町にみる産業の活性化策
第3節 ベンチャービジネスと本多電子株式会社
第4節 専業志向経営とS電子部品株式会社の分社化
第5節 産業の活性化は企業・地域社会・行政の三位一体から
第4章 京都における成功・成長・長寿(老舗)企業の事例
第1節 技術立国の推進役に徹する企業 -株式会社島津製作所
第2節 京都の高収益企業 -ローム株式会社
第3節 着物復活の夢とビジネスの発展 -株式会社パールトーン
第4節 繊維加工技術を核に飽くなき技術革新を続ける企業 -日本
蚕毛染色株式会社
第5節 京都を演出する企業 -株式会社しょうざん
第6節 京都企業の強さとねばり
第5章 京都における経営破綻企業の事例
第1節 事業拡大に内部体制がともなわなかったA電子のケース
第2節 限られた経営資源を分散して失敗したI技研のケース
第3節 他社キャラクターへの依存が強すぎたE社のケース
第4節 イノベーションが間に合わなかった運輸会社O社のケース
第5節 京都のベンチャービジネスの倒産に学ぶ
第6章 企業衰退の測定
第1節 衰退の予測
第2節 単一変量倒産予測モデル
第3節 多変量判別関数モデル
第4節 アルトマンの1968年モデルを用いた分析
第5節 衰退モデル構築の課題
第7章 企業の成長・衰退の理論と産業活性化
第1節 地域産業の変動と構造転換策
第2節 組織の成長・衰退メカニズムと事業転換
第3節 企業の再生化戦略と地域産業活性化策
第8章 研究成果と今後の課題
第1節 研究成果
第2節 今後に残された課題
資料(調査表)
執筆者
柴 孝夫 京都産業大学経営学部
日夏嘉寿雄 帝塚山大学経営情報学部
柿野 欽吾 京都産業大学経営学部
藤岡 章子 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程
今口 忠政 慶應義塾大学商学部
安永 利啓 京都産業大学経営学部
内容説明
京都企業の実態をリサーチ。成長企業と破綻企業に学ぶ。衰退企業の再生化と地域産業成長のために具体的な事例にそって解明と展望を試みた今日的な一書。
目次
第1章 京都と京都企業
第2章 京都企業の実態
第3章 京都産業と他地域の産業活性化比較
第4章 京都における成功・成長・長寿(老舗)企業の事例
第5章 京都における経営破綻企業の事例
第6章 企業衰退の測定
第7章 企業の成長・衰退の理論と産業活性化
第8章 研究成果と今後の課題