出版社内容情報
歴史書懇話会リバイバル2002 出品商品
内容紹介
 古文化財の科学的研究の第一人者による45年余にわたる成果を
 まとめる。正倉院宝物の調査、装飾古墳・高松塚・法隆寺金堂
 壁画・栄山寺八角堂・醍醐寺五重の塔・源氏物語絵巻などの顔
 料分析、正倉院の陶器・ガラスや緑釉陶などの科学分析、および
 銅鏡・銅鐸・青銅器などの成分分析に関する諸報告を収録。
目次
 序論
 古文化財の科学的研究
 研究の歴史と現状/研究方法
 第一部 正倉院宝物の特別調査
 宝物の特別調査
 調査の概要/薬物/密陀絵/材質調査
 第二部 絵画
 装飾古墳の顔料
 高松塚古墳壁画の顔料
 法隆寺の金堂、五重塔などに用いられている顔料について
 法隆寺金堂壁画の顔料およびその火災による変化について
 法隆寺玉虫厨子と密陀絵
 正倉院絵画の技法と顔料
 栄山寺八角堂の内陣装飾画
 醍醐寺五重塔の壁画
 鳳凰堂の彩色顔料
 源氏物語絵巻の顔料について
 慶陵壁画の顔料について
 西域壁画の顔料について
 日本絵画の顔料について
 第三部 陶器・ガラス
 「造仏所作物帳」の科学的考察
 正倉院の陶器
 日本出土の緑釉陶の科学的研究
 曜変天目
 正倉院のガラス
 正倉院ガラス玉の産地――鉛同位体比による研究――
 日本出土のガラスの化学的研究
 第四部 金属器
 銅鏡、銅鐸および銅利器などの化学成分
 日本および中国出土の青銅器の鉛同位体比
 論文および著作目録


 
               
               
              


