内容説明
大江戸の雑踏の中に一人たたずむ「はぐれ椋鳥」一茶。その徒手空拳の青春から一茶俳諧は大胆に反撃に出る。ほとばしる句に時代を超える近代性を見いだし、一茶理解に新地平を切り開く評論。
目次
序 柏原まで
江戸遊民―雑踏の中の孤独
道化と椋鳥―パトロン夏目成美の位置
神の不在―乞食・風狂をめぐって
一茶の青空
望郷と帰郷
馬の一茶・雀の一茶
信濃の一茶
『おらが春』の悲痛と救済
晩年―『まん六の春』の春風駘蕩
一茶翁終焉記
大江戸の雑踏の中に一人たたずむ「はぐれ椋鳥」一茶。その徒手空拳の青春から一茶俳諧は大胆に反撃に出る。ほとばしる句に時代を超える近代性を見いだし、一茶理解に新地平を切り開く評論。
序 柏原まで
江戸遊民―雑踏の中の孤独
道化と椋鳥―パトロン夏目成美の位置
神の不在―乞食・風狂をめぐって
一茶の青空
望郷と帰郷
馬の一茶・雀の一茶
信濃の一茶
『おらが春』の悲痛と救済
晩年―『まん六の春』の春風駘蕩
一茶翁終焉記