内容説明
舞台は長野県飯山市、羽広山(はびろやま)集落。山と谷に囲まれ、天空へと迫り出していくかのような舌端状の小さな高原。背後に立ちはだかる関田山脈の向こうはもう新潟県、そして日本海へと続く。雪、森、そして森に隣接する「暮らし」の存在に惹かれた写真家が家族5人で移住したのは、毎冬の積雪が4メートルにも及ぶ“超”豪雪で知られるこの村だった―。移住の決め手は?雪と森に直結する里山の生活とは。周囲の人との濃いつながりや、地方暮らしに欠かせない子供たちの送迎事情など、住んでみなければ分からない「雪の国」移住のあれこれを綴ったフォトエッセイ。
目次
春(雪国の春;野良スキー、消えゆく雪を惜しみつつ ほか)
夏(賑やかな木;森が包むやさしい雨 ほか)
秋(集めて、切って、乾かして―薪を備える;雪国飯山は、酒の国 ほか)
冬(根雪になる頃;雪国の火祭り ほか)
著者等紹介
星野秀樹[ホシノヒデキ]
1968年生まれ。写真家。同志社山岳同好会OB。上越、信越周辺の山と剱岳、黒部川源流エリアの山を主なフィールドとして活動する。2015年、雪とブナの森に惹かれ、長野県飯山市の羽広山集落に移住。ライフワークとして鍋倉山周辺のブナ林へ通い続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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