内容説明
広くて深い「おやき」の世界へようこそ―。おやきの本場信州から、おやき人気店28店が勢ぞろい。店の歴史もこだわりも、すべてを包む「おやき」の物語、どうぞお召し上がりください。おやきの具の定番といえば、野沢菜・なす・あんこ。店ごとの違いが一目でわかる断面を大公開します。大きさ、生地の厚み、具の入り方まで千差万別。気になるおやきの味わいを、ぜひともお店で確かめて!
目次
かついえおやき店(東筑摩郡生坂村)
かあさん家(東筑摩郡生坂村)
信州金熊温泉 明日香荘(大町市八坂)
小川の庄(上水内郡小川村)
おやきうしこし(安曇野市豊科)
さかた菓子舗(安曇野市穂高)
元祖信州おやき(長野市信州新町)
猪乃源(大町市美麻)
豊誠堂製菓舗(長野市三輪)
誠心堂(長野市南千歳町)〔ほか〕
著者等紹介
小出陽子[コイデヨウコ]
1959年長野市生まれ。会社勤務を経て、2004年から母親が創業した長野市青木島のおやき店「ふきっ子おやき」2代目店主。2013年に主宰するおやき教室スタート。各種イベントでおやき作りを指導するほか、2016年から長野県アンテナショップ「銀座NAGANO」粉もん講座の講師を務める。信州おやき協議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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pettyori1
3
車椅子の母がおやきを食べたがっています。デパートなど行った時探すのですがなかなか売ってない。長野まで買いに行こうかと少し本気で考え始めています。2025/04/15
ワタナベ読書愛
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2022年刊行。信州各地の人気のおやき店を取材して、紹介した本。各店舗の自慢の野沢菜、なす、あんこなどの定番の断面図も掲載されており、商品の個性や特徴がよくわかる。おやき文化のない地方で育った私にとっては、驚くことが多かった。年中、行事やなんやかんやで食べられているし、その辺で売っている。家庭によって作り方が違う。作り方も昔ながらの灰の中でじっくり焼き上げる方法もあれば、機械で管理して効率的に作る方法もある。灰焼きは40分くらいかかる!なんと贅沢な時間と手間がかかる食べ物だろうか。一軒ごとに訪ねてみたい。2025/06/25