内容説明
長野県発展の源流は、すべて「蚕」にあった―。横浜開港と信州とのつながり、地域ごとの特色豊かな蚕糸業の発展、繭や生糸を運んだ「道」の発達、そして、現在・未来へ―信州蚕糸業の全体像を分かりやすく伝える。
目次
第1章 蚕糸業とは
第2章 幕末維新期の生糸・蚕種の輸出
第3章 信州各地の蚕糸業(上田小県地域;佐久地域;飯田・伊那地域;岡谷・諏訪地域;安曇・松本地域;木曽地域;松代・長野地域;須坂高井地域)
第4章 蚕糸業を支えた道―信州のシルクロード
第5章 ポスト蚕糸業―過去・現在・未来
著者等紹介
阿部勇[アベイサム]
昭和22年、上田市出身。長野県図書館等協働機構理事、上田歴史研究会会長。元県立歴史館総合情報課長、上田市博物館協議会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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