内容説明
20世紀の始まりとともに名曲「信濃の国」が生まれた背景とは。歌詞に歌い込まれた風土と文化、長野県が経てきた長い歴史を解説。
目次
プロローグ
1番 信濃の国は十州に
2番 四方に聳ゆる山々は
3番 木曽の谷には真木茂り
4番 尋ねまほしき園原や
5番 旭将軍義仲も
6番 吾妻はやとし日本武
著者等紹介
市川健夫[イチカワタケオ]
1927年長野県小布施町生まれ。東京学芸大学名誉教授。理学博士。専攻は人文地理学、地誌学。『長野県政史』編纂室主任、信州大学講師、東京学芸大学教授、信州短期大学学長、長野県立歴史館館長などを歴任。第9回風土研究賞、第5回NHK地方放送文化賞、第13回信毎賞受賞。2010年春に教育研究・文化財保護功労で瑞宝小綬章。小布施町名誉町民
小林英一[コバヤシエイイチ]
1933年長野県屋代町(現千曲市)生まれ。東京教育大学文学部卒。専攻は日本近世史、長野県近現代史。長野県立高校教諭として飯山南、飯山北、屋代、長野の各校に勤務。『長野県政史』編纂委員、『長野県教育史』編纂委員、『長野県史通史編』企画委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miffy.x.
2
長野は広い分多様な文化や伝統が混在していて他県のワタシからするととても調べ甲斐があり楽しいです。と思った一冊。2018/05/15
松宇正一
0
★★★信州合衆国を結びつける唯一のアイテム、ケンミンショーで有名になった名曲の解説本、読了。全ての県民が歌えるという歌の1番から6番まで、歌詞の意味が理解できてよかった。木曽の名勝、寝覚めの床が、浦島太郎伝説によるものだった、など、全く知らなかったことも数多し。我が生まれ故郷付近の久米路橋のところで「雉も鳴かずば撃たれまい」の記述がなかったのが残念。2014/08/21
はやし
0
信州が好きで手に取りました。 信濃の国の歌詞を軸に、信州の歴史や風土の解説がされています。 基礎的な話を理解することが出来ました。2022/08/07