マンボウ思い出の昆虫記―虫と山と信州と

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マンボウ思い出の昆虫記―虫と山と信州と

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  • サイズ B6判/ページ数 180,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784784072101
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

少年時代の昆虫採集、松本高校での生活、北アルプスへの登高、軽井沢での交流、昆虫愛好家との晩年のつきあい…永遠の昆虫少年北杜夫の原点へ。

目次

虫と共に
六脚虫の世界
昆虫と私
上高地に高山蝶を追って
高価な図鑑
赤トンボから鬼ヤンマ
霧と枯木とサルオガセ
私の昆虫記
信州へのあこがれ
ニューカレドニアの虫
秋の昆虫記―赤とんぼなぜ赤い
追憶ひっつふたつ
『山の昆虫たち』
思い出の『虫の世界』
にぎりめしと昆虫採集
虫の同好会
古本屋の思い出
『原色昆虫大図鑑』
むかしの博物館
一匹の珍種
『昆虫放談』
一人ぼっちの登高―穂高の思い出
アルプス追想
アルプス讃歌
小谷さんのこと
山について
虫とのかかわり
懐かしき上高地
妖精の蝶
梓川
蝶のおじさん
親切なゼゲン屋さんに大迷惑をかけた顛末―昔のコガネムシの思い出から始まって…
寂しがり屋
信州とドイツの森―小塩節『木々を渡る風』
世田谷と私
昆虫少年から文学青年へ
十日町の皆様へ
「虫や」のみなさまへ

著者等紹介

北杜夫[キタモリオ]
1927(昭和2)年5月、東京・青山生まれ。麻布中学校、旧制松本高等学校を経て東北大学医学部を卒業。1960年、世界を見て回った半年間の船医体験を書いた『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーに。同年に小説『夜と霧の隅で』で第四十三回芥川賞を受賞。その後『楡家の人びと』(64年)で毎日出版文化賞、86年に『輝ける碧き空の下で』により日本文学大賞、99年に父である斎藤茂吉の評伝四部作で大佛次郎賞を受賞した。2011年10月24日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

71
北さんが亡くなり、早くも2年が経つが、まだまだ新しい本がでるくるは正直いって驚きだ。この本は過去の単行本未収録作品を中心とした、北さんが愛した昆虫と信州と山のエッセイ39編。単行本未収録の作品が中心ではあるが、内容は北さんのファンならば一度は読んだものがほとんどで、さらに同じ内容のエッセイが繰り返し、繰り返しでてくるけれど、北さんのファンとしては、単行本未収録の作品を読めることがうれしいかった。最近出版させた『マンボウ最後の名推理』『人生のずる休み』『どくとるマンボウ回想記』もぜひ読んでみようと思う。2013/10/29

つちのこ

7
私が読書に目覚めたのは中学生の時に『どくとるマンボウ昆虫記』を読んでから。それから早50年。著者没後に出されたこの本はファン必読の書だと思います。昆虫と山への愛着ばかりでなく、旧制松高時代に寄稿された小編には、美しく流れる文章に並々ならぬ才能を見ることができます。後年発表された『谿間にて』のモチーフになったエッセイや、巻末に収録されている『思出之昆虫記』は虫への愛が溢れており、著者の新たな側面を見ることができました。2020/08/09

映画館は大劇グランドミリオン

4
よくまぁ集めたものです。ほとんどが単行本未収録で校内誌や本の帯に書いたものまで。なので数ページで終わるものが過半、しかも氏のエッセイで書かれていた事で目新しい新事実はありません。 しかし初めて見るお写真や手書きのノートの複写、新聞記事などなど。 北杜夫さんファンにはたまらなく嬉しい一冊です。2016/02/15

清吉

3
おそらく虫に夢中になって野山を駆け巡った一部の人々にとって北杜夫さんは単なる作家では決して無い。虫やの心を自らに代ってすばらしい文章で表現してくれた方であって、かけがえのない存在です。この本、氏の虫関係の短文を集めたものですがうれしく、また懐かしく拝見しました。これまで出版された小説、エッセイに関連するような文章もあり北ファンには一読の価値ありと思います。2017/10/20

TAK

3
信州と昆虫にフォーカスし、しかもほぼ単行本未収録のものばかり集めた本。これを松本で買って積んでおいて鹿島に行く電車で読むなんてうっかりしたなぁと思う次第。最後の方には自筆ノートもあり奥様のあとがきもありマンボウファンは買いですね。2013/10/27

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