内容説明
春の足音とともに新酒をたしなみ暑さを越えたら、ひやおろし祝いごとには樽香の酒を。季節のおつまみと日本酒をそろえたらいろどりに庭の草花を摘みちょっと楊枝にと小枝を手折り季節のしつらえを調える。そしていただく、信州の滋味、地酒。自然によりそい、季節と暮らすこれぞ、信州主義。日本酒に合うおつまみレシピ100選。
目次
春(立春;雨水 ほか)
夏(立夏;小満 ほか)
秋(立秋;処暑 ほか)
冬(立冬;小雪 ほか)
著者等紹介
横山タカ子[ヨコヤマタカコ]
1948年長野県大町市生まれ。身近な素材と郷土食を大切にする料理研究家。07年第12回NHK関東甲信越地域放送文化賞、09年度知事表彰(産業功労者)受賞
宮坂直孝[ミヤサカナオタカ]
1956年長野県諏訪市生まれ。慶應義塾大学卒業、米ワシントン州ゴンザガ大学にてMBA取得。2007年、宮坂醸造株式会社代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くぅ
27
横山さんのファンになりそう。こういう食べ物大好きです。難しい材料やレシピは何もなくて、素材の味や季節をちゃんと感じられるお料理。横山さんと同じ規模で漬物したりはできないけれどね。お酒や器も素敵だし、二十四節気を学び感じ、それにあうお料理を出す。そこに派手さはないけれど、なんだかホッとします。2021/09/17
トールパパ
2
長野は諏訪の銘酒「真澄」の醸造元宮坂酒造(株)の社長が、長野出身の料理研究家と、季節のしつらえを調え、信州の滋味、地酒を楽しむための本。例えば、9/23は秋分、月を愛でながら豊作を祈り食す料理として「つまみ菜と厚揚げの白会え」「イチジクの味噌漬け青ゆず添え」を紹介。10/8は寒露、朝晩の冷え込みを肌で感じる季節の料理として「生鮭の西京焼」「つと蒸し栗」を紹介。どれも美味しそう。カミサン曰く「こんなチマチマした料理、家事にならん!」ごもっとも。いいもん、食べたきゃ、自分で作るから!2013/09/27
1018
1
日本酒に合う肴レシピがいっぱい。 2013/09/16
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- 和書
- プラトン全集 〈10〉