内容説明
神さま仏さまの気配を感じ、高原の空気と山岳の霊気に包まれて、日本屈指のパワースポットを歩く。
目次
第1章 戸隠神社一之鳥居~熊の石塔
第2章 地蔵堂~宝光社
第3章 神道~火之御子社~中社
第4章 中社~越後道経由~奥社
第5章 中社~鏡池経由~奥社
第6章 奥社・九頭龍神社
第7章 表山・三十三窟と裏山・十三仏
著者等紹介
堀井謙一[ホリイケンイチ]
1941年静岡県生まれ。東京教育大学文学部卒。信州大学名誉教授。専門は文学形態論。現在は伝承・縁起に手を広げ、戸隠神社でのガイドにも参加。端戸信騎のペンネームでも活躍
今井達[イマイサトシ]
1952年岐阜県生まれ。東京にてコマーシャルフォトグラファーとして活動。戸隠の自然に惹かれ、2000年に戸隠に移住してからは自然の生き物たちをはじめ、神社・史蹟などの撮影を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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羽雪*hane**
33
戸隠神社1度めは1月はじめ友人と、深い雪のため奥社へは行けず。2度めは12月半ば現地の知人夫婦の案内で、進入禁止までの積雪はなく奥社へ行けました。1871年まで奥社は女人禁制。中社を越えると女人堂跡があり女性はここで遥拝。ここから左「おくのゐん」は男道、右「えちごみち」からは奥社を通らず越後へ行けるのだそう。2キロの奥社参道はスンッとした空気で満ち、異世界と通じてるかのようなどこまでもクリアで淀みなく、それでいて邪気を寄せ付けない神聖さに包まれる。現地に行けない今も思い出すだけでその空気に満たされる。2021/05/01
ヒロ@いつも心に太陽を!
22
長野旅行の前に予習。去年『喫茶ランプ』で読んで以来「これはかなり詳しい情報が満載で素晴らしい!」と思っていた本なので、母との戸隠旅を目前に購入…ってどれだけ彼の地が気に入ってるんだ私(´д`*)!!ほんとに戸隠の伝承(伝説)とか歴史とか自然とかしか載っていない。戸隠オンリー!でも、その土地が好きな人にはたまらない一冊。2014/05/25
ヒロ@いつも心に太陽を!
20
戸隠の喫茶「ランプ」にて読了。九頭龍神社の本殿は洞窟に半分入り込んでいるのだけど、その窟が戸隠山三十三窟のひとつである龍窟なんだそうな。九頭一尾の大龍(大蛇)が戸隠を守護することを誓って洞窟に籠ったという言い伝えもあるとか。ちなみに九頭龍さんの好物は梨と卵。心願のある人は穴の内へ梨を入れてお祈りすると中から梨をかむ音が聞こえるという言い伝えもΣ(-□-;)!でも今は貼紙で「動物が食い荒らすのでお供えの梨と卵は社務所の方に届けるように」と禁止されてます☆2013/05/31
taku
0
旅先の旅館でおかみさんに薦められた。 戸隠神社を参拝していたので、復習のような気持ちで流し読みしたが、おみくじ発祥の地であるなど、はじめて知ることもあった。2019/08/05