内容説明
中国古文献の謎を追って華南・羅浮山へ。幻の蝶「小鳳凰」は黄金天狗揚羽なのか？「蝶の民俗館」館長がうんちくを傾けた面白エッセイ集。菱田春草の名画に招き寄せられた謎解きの旅「羅浮山蝶の謎」に「蝶々今昔物語」「蝶を描いた人たち」を併載。
目次
１ 羅浮山蝶の謎（羅浮山蝶との出会い；「広東新語」分析；羅浮山蝶を求めて）
２ 蝶々今昔物語（小学唱歌「蝶々」考；アニメ「花と蝶」；虫歌観世音と松代大本営 ほか）
３ 蝶を描いた人たち（蝶を描いた画家十人；意外なところに蝶が舞う；映画の中に描かれた蝶 ほか）
著者等紹介
今井彰［イマイアキラ］
１９３５年、長野県須坂市生まれ。長野県立長野高校、京都大学経済学部卒業。１９９９年、須坂市に「蝶の民俗館」を開設。日本昆虫協会長野支部顧問。名古屋昆虫同好会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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