内容説明
「山城って何がそんなに面白いの!?」「歩いてみたいけど、どう楽しむのか分からない…」「土塁って?堀切って?馬出って何のこと?」そんな「城歩き初心者」から「通」まで楽しめる一冊。
目次
東部エリア(興国寺城―沼津市;長浜城―沼津市;葛山城―裾野市;深沢城―御殿場市 ほか)
中部エリア(駿府城―静岡市葵区;丸子城―静岡市駿河区;横山城―静岡市清水区;小島陣屋―静岡市清水区 ほか)
西部エリア(浜松城―浜松市中区;千頭峯城―浜松市北区;佐久城―浜松市北区;三岳城―浜松市北区 ほか)
著者等紹介
加藤理文[カトウマサフミ]
1958年静岡県生まれ。1981年駒澤大学文学部歴史学科卒業、2011年広島大学にて学位(博士“文学”)取得。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会副委員長、織豊期城郭研究会。財団法人静岡県埋蔵文化財調査研究所、静岡県教育委員会文化課などを経て、現在、袋井市立浅羽中学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nagatori(ちゅり)。
26
お城は好き、なんだけどそれほど詳しくはない私にとって、フルカラー&丁寧なお城の基礎知識の解説はとてもありがたかったです。そして山城が多い…!!静岡にはこんなに山城があったんですね。全部、歩いてみたいなぁと夢を膨らませながら読みました。一人で山に入るのは怖いから犬もいたらいいのになと余計な妄想まで(笑)。他の方も仰っていますが、全ての城の縄張り図があればもっと嬉しかったです。2023/10/03
roatsu
18
今風のトレッキングガイドの様に読み手をわくわくさせる楽しいつくりで、古城址訪問へと誘ってくれる素敵な一冊。各城とその歴史の解説は、自分でももっと調べてみようと思わせる適度な分量。各城付近の観光見所も載せている工夫が素敵。武田、今川、北条、そして徳川と戦国乱世の雄たちが入り乱れた海道の地に残る古城址と繰り広げられた先祖達の生々しい争闘に思いを馳せるきっかけとなる良書。深沢、興国寺、高天神など訪れたい城ばかり。直虎での怪しさ満点の義元公とは異なり、可愛らしい姿で帯に登場する昇太さんが微笑ましい。2017/02/14
YONDA
15
「そうだ、城に行こう!」と思ってしまう一冊。だが、ひとつだけ言わせてもらえば、全部の城に縄張り図の掲載が欲しかった。これからの時期は草が延びて城巡りにはむかない季節となるが、夏になったら汗をかきかき城を巡るぞ!2017/04/05
Ryuji Saito
1
2017年15冊目 2017/02/11