内容説明
三島の地には多くの文人たちが逗留し、味わい深い思い出を残していった。その“ふるさと三島”の文芸の背景を長年調べあげ、まとめあげた。
目次
吉川英治の『私本太平記』と三島
『私本太平記』中の竹之下合戦
炎上し続ける三島の国府と明神
吉川英治の求道の人生
戦記文学としての古典『太平記』
笹原一里塚周辺の建武の戦い
『太平記』に描かれる波乱万丈の時代
三嶋大明神に寄進をする足利尊氏
足利兄弟の伊豆と三島への熱い視線
憂国割腹の三島由紀夫のペンネーム
沼津の海軍工廠に動員していた作家〔ほか〕
-
- 和書
- 現代経済学要説