内容説明
日本と欧米の子育てでは子どもの存在の位置づけに根本的なちがいがある。しかし、今の日本は大人のミニチュアという欧米の考え方に近づきつつある。そこで、本著では静岡県内の子どもの民俗文化を通して、大人とは異質な価値ある存在としての「子ども」を知り、その上で、日本の子どものあるべき姿を見つめなおしてみたいと思う。
目次
1 民俗社会の子ども観(子どもの誕生;子どもの再生儀礼;子ども組加入)
2 子どもの民俗誌(成長儀礼のいろいろ;子ども組と年中行事;子どもと民俗芸能;大人への序章)
日本と欧米の子育てでは子どもの存在の位置づけに根本的なちがいがある。しかし、今の日本は大人のミニチュアという欧米の考え方に近づきつつある。そこで、本著では静岡県内の子どもの民俗文化を通して、大人とは異質な価値ある存在としての「子ども」を知り、その上で、日本の子どものあるべき姿を見つめなおしてみたいと思う。
1 民俗社会の子ども観(子どもの誕生;子どもの再生儀礼;子ども組加入)
2 子どもの民俗誌(成長儀礼のいろいろ;子ども組と年中行事;子どもと民俗芸能;大人への序章)