著者等紹介
マスダカルシ[マスダカルシ]
静岡県藤枝市生まれ。新聞切り絵作家。2007年に第5回武井武雄記念(イルフビエンナーレ)日本童画大賞、2015年にペーターズギャラリーコンペ高橋キンタロー賞、第7回日本新薬こども文学賞絵画部門優秀賞をはじめ、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
50
紐で繋がれた赤い手袋をウサギさんは知らないうちに落としてしまった。泣き虫なおとうと手袋をはげましつつお兄ちゃん手袋は歩き出す。そのうち紐が切れて二人は離れ離れになり、お兄ちゃん手袋は海の中へ落ちる。釣り上げられ森の中へ...また拾われて...の大冒険。▽赤い手袋がどこに隠れているか、探すのが楽しい。絵をよく見て楽しむ絵本。2018/10/26
遠い日
9
作者のマスダカルシさんは、新聞アート作家、新聞紙を切り抜いて絵を作るかた。詳しい解説がないので、よくわかりませんが、主人公の手袋の兄弟は、新聞紙の印刷の赤い色から切り抜いたもの。実に美しい、細かい絵なのだが、じっと目を凝らして見ても、全体、全部が新聞紙の色付きの部分でできているのか、わからない。探し絵の賑やかなページもあって、手袋のお兄ちゃんの冒険は、弾む、弾む。2018/10/20
Midori Matsuoka
4
新聞切り絵の絵本。赤い手袋はランドセルの赤だったのねー。 落とし物の赤い手袋のきょうだい。風に飛ばされ、鳥のくちばしでひもが切られて別れ別れになり…。 たこの群れやたくさんの落ち葉、探し絵のページもあって楽しい。 それにしても、新聞切り絵でこんなに彩り豊かな絵ができるとは!驚き! 2020/03/24
HNYYS
3
図書館本。年少読み語り。ちょっと長めかなと思いましたが、一生懸命手袋を追ってくれました。最後の絵で話の内容が理解できたかどうかは一抹の不安。2019/03/05
mimi
1
この作品は、新聞を切って作ったと知って借りてみた。 物語は、離れ離れになった手袋兄弟の兄の冒険。 手袋はランドセルの一部だが、検索すると、ゴルフクラブを振ってる男性記事や、原監督記者会見記事などから、ワニやら何やらに……発想がすごい 不思議な世界をのぞかせてくれた2019/11/27