内容説明
霊峰がもたらす美と恵み。その源泉をたどる。日本人は富士山とどのように向き合ってきたのか。有史以来の軌跡をたどり、自然・信仰・芸術など、多彩な観点から霊峰の普遍的な価値を明らかにする。
目次
序章 日本人にとって富士山とは(遠山敦子)
1章 生きている山、富士山(小林淳)
2章 富士山を敬う(大高康正;井上卓哉)
3章 富士山を詠む(渡部泰明)(国文学研究資料館館長)
4章 富士山を描く(松島仁)
5章 富士の恵みを活かす(小林淳;井上卓哉)
6章 外国人が見た富士山(遠山敦子)
資料編 世界遺産となった富士山(大石正幸;滝正晴)