内容説明
記憶が水路にしたたり、うちから外へ、未知の詩の運動が始まる。第2詩集。
目次
象のいる川
挨拶
うつろな器
再送
昏い翼
坂道の傾き
ふたつのはる
ピアノ
かすかなおとをつないでいく
渡された朝の種
迷路の歩き方 1
迷路の歩き方 2
一方通行
まだ辿りつけない場所
半島
信じる 傾き
アンバランスな空隙
反復
生家
Fishing Mail
窓辺の水葬
内と外
あいまいな顔
九月の縁
見開きの、ページ
著者等紹介
いのうえあき[イノウエアキ]
兵庫県明石市舞子生まれ。同志社大学大学院英米文学修士課程修了。第一詩集『紡錘形の虫』(2020年、書肆山田)。日本詩人クラブ 第八回「新しい詩の声」優秀賞(「象のいる川」、2024年)。日本現代詩人会、兵庫現代詩協会員、日本詩人クラブ会友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



